日記

日々、思った事をつらつらと…、

Emergency

 家内、土曜出勤。ちょっと楽器を練習して昼、親父の顔を見に実家へ。

 まだ昼を食べてないと言うから、お袋が用意してくれたうどん、温めて準備する。「もう、できるよ~」と言っても来ない。お袋の出汁、ちょっと濃いかな?と味見しながら「もう、できたよ~」と言っても来ない。「うどん、のびちゃうよ~」と言っても、やはり返事は来るけど来ない。

 さてさてと様子を見に行くと、寒気がすると言って震えている。体温測ってみる、というから体温計を渡すも、それを腋下に入れられない。何か言えば返事はしてくれるから、理解してくれているとは思うけど、会話にはならない。寒いのならと、電気毛布の温度を上げたり、ゲップが出るから吐きそうなのかと、風呂場に走って湯おけを持って来たり。
「吐き気する?」「う~」「ちょっと待って、持ってくる?」「う~」ドタバタ「出せたら出して」「う~」
そんな感じ。

 1時間位して、少しずつ会話が成立するようになる。汗を拭いてあげたりして、出掛けているお袋に電話。幸い、仕事の都合、帰って来られるとの事。帰ってるくるまでの間、会話はできるようになってきたけど、粗相していたりで大変だった。吐き気なんてないよ、とか震えている間の記憶が無いらしい。熱測ると40℃近いし、震えてた時、朦朧としていたんだろうな…。

 お袋が帰ってきて、病院に電話してみる。主治医さんはいらっしゃらなかったけど、同じ専門の先生がいらして、来てくださいとの事。お袋の運転で御茶ノ水へ。

 車中、また途中で震え出す。昼過ぎよりはまだ、会話もできているし良いかと思っていたけど、病院に着くと動かない。車のドアを開けても、座ったまま。病院の方にお手伝い頂き、車椅子に乗せ病院へ。受付で待っている間、トイレに行きたいと言うから連れて行ったけど、上手くできなかった。先生や看護師さんとの会話、滑舌悪いし。

 結局、再入院。木曜に帰ったばかりなのにね。入院の準備、実家にものを取りに行ったりしている間、丁度仕事を終えた家内が病室に来てくれた。忙しい中、本当にありがとう。親父、家内マニア、お嫁さんの言う事、聞くからね。

 そんな中、(たぶん)原因が分かり、ひと安心(なんだろうか…)。一歩ずつだね。一歩ずつ。そして、家内に感謝、