日記

日々、思った事をつらつらと…、

博士、その重み

 今頃、明後日からのSEMICON Japan、その準備で東京に帰っているはずだった。が、仙台のマンション…。

 昼過ぎ、M2の学生から来た実験をしているところで、ボスから呼び出される。W松さんのD、予備審練習に来いとの事。とりあえず、実験を片付け遅れて部屋に。入ったとき、映されていたパワーポイント資料を見た瞬間、固まる。これじゃ、発表にならない。その後、数枚進んだところで打切り。

 本番は金曜日、どうにかフォローしろ、とボス。SEMICONもあるが、研究室にとってDは最重要。同感。打切られるまで、数枚見たところで感じた事をW松さんに伝え、3時間後にもう一度、確認しようと約束。マスターだって、予備審が近い。が、実験を進めていると、ボスから別件で呼ばれる。何かカオス。

 その後、別件、Mの実験を片付けてW松さんと。ストーリー、頭の中を整理してもらいつつ、大幅変更。歳は彼の方がはるかに上だけど、Dは私の方が先輩。いろいろ考えて、少しは話しやすくなったはず。

 学位論文、共著はない。一人だけ、本人の論文。もちろん手伝えるだけ手伝うけど、最後は本人次第。明日夕方、もう一度、ボスの前で練習の予定。それまでに彼が、どこまで今日の指摘を自分のものにしているか。そして、予備審査。

 同時に博士課程に入った私と彼。そんなんで、個人的な思いもあるし頑張ってほしい。