日記

日々、思った事をつらつらと…、

塾歌

 研究室の一角、(携帯の)テレビの前で腕を振りながら若き血を歌い、甲子園、この夏2度目の塾歌が流れる。2度も勝つなんて、正直びっくり。

 ところで、試合後に流れるのは塾歌であって、校歌ではない。塾高にも、一応校歌はある。私の生徒手帳にも掲載されていた。でも当時、音楽の先生に聞いても「分からない、知らない、聴いた事無い」という幻の曲だった。

 もし甲子園に出る事があって、さらに勝ってしまったら…。いったいどの曲が流れるのだろう、ずっと気になっていた。

 高校を出て10年ほど、05年春、45年ぶりにセンバツ大会に出場した時、その謎が解けた。1回戦、応援に行き、神宮で見慣れたユニフォームを甲子園で見て思わず涙が出たのを覚えているが、雨のナイターとなった試合でサヨナラ勝ち、「さあ」と思ったら塾歌が流れた。

 やっぱね、という感じだった。そして、46年ぶりに出場した夏の甲子園。今日になっても校歌は、相変わらず幻の曲のようで、